爪水虫 Onychomycosis

爪水虫

爪水虫とは、爪白癬(つめはくせん)と呼ばれており爪の中に水虫の病原菌の白癬菌が入り込み、繁殖することにより見られる状態のことです。

 

原因

爪水虫は、治りにくいことで有名です。 初期症状もあまりなく、気付かない人が多いので、治療の開始も遅れてしまうことで治りにくい状況になってしまうと考えられています。

爪水虫の原因は、カビの一種の「白癬菌」と呼ばれる菌の侵入と増殖により起こる症状です。 この白癬菌は、人間の髪の毛や皮膚を作るケラチンというタンパク質を餌にしておりこれを食べることにより、どんどん増殖していきます。

では、なぜ爪水虫に感染してしまうのでしょうか。

原因は3つあります。

1. もともと自分が白癬菌に感染していて発症する

この場合、爪水虫に感染する前に足水虫に感染しており、爪に飛び火してしまう可能性が高くあります。

2. 家族内に感染した人がいて発症する

ご家庭内に感染している人がいる場合、バスマットやスリッパなど裸足で共有するものから菌をもらってしまうケースが多くあります。

3. 公共施設から感染する

例を挙げると、温泉・プールなどがあります。

ですが、原因の白癬菌が付着してしまったとしても症状が必ず見られるとは限りません。
感染するには、菌がついた状態で長時間放置するといった条件が必要になります。

 

症状

爪水虫の症状はさまざまありますが、その中からいくつかご紹介します。

 

1. 爪が厚くなる・変色する

1つ目は、爪が分厚くなり変色の症状がみられます。

爪水虫に感染すると爪が分厚くなります。
さらに、爪の色が変色し濁ったような色や黄色っぽく変色してしまいます。

2.爪がボロボロになる

2つ目は、爪がボロボロになります。

見た目で変化が分かるため、爪がボロボロになっていたら爪水虫の疑いがあります。
白癬菌が侵入してくると、爪がキレイに生えてこなくなり爪の表面に筋が出てきます。

3. 爪の周りに炎症が起こる

3つ目は、爪の周辺に炎症が見られる場合です。

初期症状では、痛みを感じることはありませんが感染して菌の繁殖が進行してくると痛みを感じるときがあります。 痛みを感じる場合は、爪の周りにまでも炎症してしまっていることが多いです。

 

治療

爪水虫の治療法としては、市販の薬の効果が期待できないと言われております。
その為、早期の皮膚科の受診が必要だと言えるでしょう。

爪水虫は、爪の奥まで菌が繁殖してしまうので市販の薬だと行き届かないため、完治は見られないと言われています。

病院での治療方法

病院での治療法は、主にお薬での治療が一般的です。
そのお薬には2つあります。

1. 塗り薬

それぞれの症状により、処方されるお薬は違いますが毎日忘れずに塗り続けることが大切です。
患部をよく洗い清潔にした状態でお薬を塗ります。

2. 飲み薬

症状の悪化が予想される場合に、飲み薬も処方される場合があります。
爪の奥まで入り込んでしまい、じゅくじゅくした状態などが見られる場合、飲み薬を処方されることがあります。

 

どちらの治療方法だとしても、完治したと自己判断せずに薬を塗る・飲むことがとても大切です。
完治したと思って薬をやめてしまうと、まだ菌が残っていて再発してしまう可能性が高いので継続的に続けることを努力しましょう。

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