やけど Burn

やけど

やけどとは、熱により皮膚や粘膜が損傷することを言います。

医学的には熱傷と呼ばれています。
熱湯や蒸気、熱を持ったものと皮膚が接触することにより炎症が生じます。

 

原因

やけどの原因は、軽度のものから重度のものがあり、さまざまな原因が挙げられます。

その中から4つ紹介します。

1)温熱やけど

日常生活の中で、最も経験する可能性があるやけどです。温熱やけどとは、熱湯・火・鍋・アイロンなどに誤って接触してしまった場合に、熱により皮膚や粘膜が損傷してしまうことを指します。

2)低温やけど

冬に活躍する使い捨てカイロやゆたんぽなどが原因に挙げられます。低温やけどとは、人間の体温より少し高めの44℃〜50℃のものに長時間触れ続けることが原因のやけどです。

3)化学やけど

工場や実験などでの事故などがあります。化学やけどとは、化学物質そのものによる場合や、化学反応による発熱作用が原因で生じるやけどです。家庭でも使用される化学薬品を誤った利用方法で使用した場合に、起こり得ます。

4)放射線やけど

一般的なやけどは熱を持ったものに触れることで症状がみられますが、放射線やけどは異なります。
強い放射線を体に浴びることにより、細胞が破壊されます。その結果、皮膚が剥がれ落ちるなどの実例があるやけどです。

 

症状

皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3つの層からできており、
皮膚のどこまでの損傷なのかにより症状の重さが判断されます。

やけどの症状は、大きく下記の3段階に分けられます。

1度熱傷

この症状は、表皮のみの損傷です。

比較的軽度の症状であり、日焼けもこの部類に入ります。
皮膚がヒリヒリとして赤くなり、場合によっては赤くぷくっとした腫れが見られます。

2度熱傷

この症状は、表皮と真皮の損傷です。

この2度熱傷は、症状が2段階に分けられます。
どちらの症状レベルかの判断は、痛みのレベルにより判断されます。
痛みは感じられなくても水ぶくれができた場合は、この2度熱傷と診断されます。
この際にできた水ぶくれは、患部を保護する役割があるのでやぶれないように注意が必要です。

3度熱傷

この症状は、皮下組織までの損傷でかなりの重症といえるでしょう。

3度熱傷の場合は、一番重度の症状レベルであるにも関わらず痛みを感じないのが特徴です。
焦げたように真っ黒になり、皮膚が白くなる場合があります。
手術が必要なケースもあるので、すぐに救急車を呼ぶなどして病院に行きましょう。

 

治療

やけどの治療は、応急処置の早さと時間が重要になります。
やけどをしたときは、すばやく冷たい水で30分以上冷やすことが必要です。
氷で冷やすと冷たすぎて凍傷になる恐れがあるので注意しましょう。
重症の場合は、早めに病院に行き医師の診断を受けることが最善です。

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